傳統,刃物,寫眞,小刀,庖丁,雜記,

臺灣庖丁(たいわんほうちょう)

元々は、野菜の皮剥きだつたか、肉の骨拔きだつたか、やゝ特殊な臺灣の庖丁である。
……が、私は專ら鉛筆を削るなど、小刀として使つてゐる。

シンプルなやうで、實は獨特な形をし ...

傳統,寫眞,文具,矢立,雜記

蝶文矢立 一體型

素材は靑銅だらう。
墨壷には銀象嵌で蝶をあしらつてゐたと思はれる。

此の矢立は、大きく二つの見解がある。
一つは、元々全てに銀象嵌を施してゐたが、部分的に剥がれたと云ふ解釋。 ...

傳統,刃物,寫眞,庖丁,雜記,

庖丁(ほうちょう)

白鋼で打たれた鯵切(あじきり)である。
堺の岡本刃物製作所で、豊隆さんが作った物だ。

和包丁を一本だけ買うなら、私は鯵切を買うように勧めている。
鯵切と云う名ではあるものゝ、 ...

傳統,寫眞,文具,矢立,雜記

磁石付矢立 一體型

素材は眞鍮(黃銅)だらうか。
墨壷の蓋が羅針盤と成つてゐる。
……が、針が無くなつてゐるので方位は分からない。
(元來、筆入れのところに小刀がある筈だが、其れも無くなつてゐるやう ...

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神仙墨 古梅園 油煙墨

丸公から見るに、七十年以上前のもの。
……と言いたいところだが、私の記憶ではこの古梅園のシールや趣(おもむき)から見るに、戦前に作られていたものに後で丸公シールを貼り、古梅園が再出品したので ...

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王將と般若矢立 一體型

素材は純銅(あかゞね)だらうか。
墨壷には、王將と般若が施されてゐる。

素樸ながら、愛着の湧く矢立である。

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【他の矢立

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神國墨 松壽堂 油煙墨

定價拾錢の記載、東鄕元帥の記載から見るに、此れは最低でも戰前(八十五年以上前)の物だらう。
(……昭和十年以前、──西曆だと1935年以前の物だ)

流石に歷史的價値も高く、使ふ氣 ...

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切出小刀(きりだしこがたな)

堺で作られた、靑鋼の小刀だ。
一本持つてゐると、何にでも使へる便利な刃物である。

非常に端正な出來榮え。

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五本骨扇に月丸紋矢立 分離型

素材は眞鍮(黃銅)だらう。
金屬直彫で、佐竹家(佐竹義重など)の家紋をあしらつてゐる。

大變、純朴ながらも美しく、嫌味のない高貴さを感じさせる一品。

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柿形矢立 一體型

墨壷が純銅(あかゞね)、筆入れが黃銅(眞鍮)だらうか。
樣々な金工が爲されてをり、墨壷は柿の實と葉、筆入れは枝を表現してゐる。

美しさと愛らしさを兼ね備へてをり、御氣に入りの矢立の一つ ...